【観劇】ウーマン・オブ・ザ・イヤー 感想

先日、赤坂ACTシアターで上演中の『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』という舞台を観劇してきました。

 

仕事と恋愛の両立に悩むキャリアウーマンのお話でしたが、この主人公テス・ハーディングのキャラクターがとてもとても魅力的でした。

 

"強すぎて、男が引いちゃうの"

 

劇中、酒に酔ったテスがそんなセリフを言うのですが、誰もが憧れる女性であるテスは、"完璧"な"高嶺の花"であり立派に自立しているが故に孤独。知り合いは沢山居ても、"友達"と呼べるような存在が全く描かれないことにはとても切ない気持ちになりました。

 

正直ストーリーが進む中で、テスの性格上の問題は多々見受けられますが、それでも少しずつ彼女が思考的にも性格的にも変化していく様子に心が揺さぶられました。

 

仕事と恋愛の両立が大きなテーマになっていましたが、私は、

"優秀"で"完璧"であることを公私共に重要視して生活していたテスが、それを『仕事』や『能力』の部分に留めて、弱い部分や欠点を認めるような『人間性』を表に出し始めて周囲と打ち解けていくような印象を受けました。

 

優秀で完璧で人から憧れられること。

それを維持するために、人間らしい弱さや欠点を晒すことを我慢しなくても良い。

 

この舞台を観てそんなメッセージが読み取れたような気がします。

でもそれってすごく難しい。弱い部分を晒すのって凄く怖い。

学生時代は嫌でも毎日1年間は同じクラスでずっと一緒に居たから、少しずつ少しずつ心開くことが出来たけれど、今はそうもいかないからとっても難しい。

 

テスは初めから他人を拒絶していたわけじゃないものね。

見習おうと思います♪

 

www.umegei.com

【自己紹介】はじめましてのご挨拶

はじめまして。

その辺に転がってそうなただの成人女性です。

 

毎日辛いことだらけ、嫌なことだらけ。

楽しいことを考えたいのに、いつも思考はネガティブになりがち。

そんな私がブログを始めようと思ったのは、とってもシンプルな理由です。

 

その理由に入る前に、まずはとっても簡単に自己紹介したいと思います。

思いつくことをただ点々と書いているのでまとまりはないですが、きっと今後ブログを書き続けられたなら、それを通して何となく「私」が皆さんに見えるのでは?と思います。

 

□従業員1000人前後の会社で働く20代前半女性

□器用貧乏

□人付き合いがとても下手

□いつでも"優等生"でいることに必死

□人を傷つけるのが怖くて常に壁を作る癖に、すぐに不満を抱く

 

学生時代に夢を叶える一歩を踏み出したのに簡単には上手くいかず、数年で諦めて一般就職に切り替えるも就職活動に失敗。うつ病を患い、通院しながら就職活動。ようやく今の会社に決まったものの、やはり人間関係が上手くいかず、居場所が見つからない……。

 

そんな日々を過ごしています。

けれど、ある大好きな役者様の舞台を観に行って「あぁ、世界を辛いものにしているのは自分自身の心なんだ」って思う機会があり、ならば日々の幸せを頑張って見つけてみたいな。そう思ってブログを始めることにした、という経緯です。

 

いつまで続けられるのかわからないし、きっとまた"優等生"を目指す私は多くの人から注目されないと続ける価値を感じない、なんて思い始めてしまうのだろうけれど、それまではゆっくりのんびり自分のペースで、

 

□その日思ったこと

□どこかへ出かけたらその思い出共有

□素敵な買い物をしたらそのシェア

 

などなど、私の毎日の楽しいこととか想いを誰かと共有して、その誰かの日々に少しでも温かい光が差せばいいなと思ってます。